HOME>アーカイブ>マンションが古くなるほど工事費が嵩むので想定以上の支出にも準備する必要のある修繕積立金

管理会社に依存しがちな素人集団の管理組合

男性作業員

分譲マンションが昭和30年代に建てられだしたので築年数が50年以上になるマンションが今後急増していくことが危惧の念を持ってマスコミ報道されています。大気中で猛暑の日射や台風等の風雨に耐えているわけですから年数の経過とともに腐食度合いの大きくなることが避けられません。特に、屋根や外壁が直接、こうした環境の中で徐々に影響を受けているのでマンションが古くなるほど、補修しなければならない箇所が増加することも避けられません。このため、マンションの住民は入居後すぐに管理組合を結成します。しかしながら、管理組合は素人集団ですから管理会社の助言やアドバイスを受けながらマンション大規模修繕や建物の維持管理に努めています。普段、補修しなければならない箇所が発生した場合はその都度、工事業者に補修してもらうしか方法がありません。

長期的に建物や使用設備、機器のチェック

マンション

しかしながら、屋根や外壁の他にエレベーターや給排水設備等については破損や故障箇所が分かってからでは生活への影響が大きくなり過ぎます。そこで、長期計画を立てて一定間隔ごとに建物や使用設備、機器をチェックしながら大規模修繕するのが一般的です。マンション大規模修繕ではまとまった費用を工事業者に支払う必要があるので、どこのマンションでも平素から計画的に修繕積立金を積立てて準備しているはずです。ところが、築年数の経過につれて修繕箇所が増えること、及び、人件費や資機材の値上がり等でマンション大規模修繕費用が高くなり、修繕積立金が見込みより高くなりがちです。

修繕積立金から必要な修繕工事の費用捻出

マンションの模型

従って、大規模修繕の回数を重ねるにつれて積立てた修繕積立金不足に陥るマンションも少なくありません。そこで、多くのマンション管理組合は修繕費用の発生状況と工事業者への修繕積立金の支払い状況を見ながら積立金残高の推移を注視するわけです。マンション大規模修繕は工事業者へ多額の支払いが発生するわけですから管理組合が10年以上先まで資金計画をしっかり立てて進まないと必要な修繕工事がとん挫しかねないわけです。現に、多くの中古マンションの中に修繕積立金不足で必要な工事ができず、生活環境の悪化だけでなく、建物の寿命を早める結果にもなっています。

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